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忘年会の幹事の挨拶【例文付き】!初めて幹事を任されたら?

初めての幹事!忘年会の幹事の挨拶は?
12月も押し迫ってくると忘年会の数も多くなってきます。
仕事の関係、会社の行事、地域の関係、友達同士など、
付き合いが多ければ多いほど参加するのも大変です。
しかも、そんな中で幹事を任されたら・・・
自分から言いだしている方は除いて、幹事になるというのはなかなか大変ですよね。
それに一番面倒なのが幹事の挨拶ではないでしょうか?
今回は、そんな忘年会の幹事さんになられた方のために、
忘年会の挨拶を中心にいろいろと紹介していきたいと思います。
忘年会での幹事の挨拶とは?
忘年会で幹事を任された場合に、とても気にされるのが幹事の挨拶でしょう。
でもご安心下さい。
忘年会の幹事の挨拶は短く簡単に済ませればいいのです。
幹事の主な役割は、宴会の準備や進行であって挨拶がメインではありません。
宴会の席での挨拶が重要とされるのは上役や上司の方なのです。
例えば会社などの場合、一般的な宴会の流れは以下のようになります。
①幹事の挨拶(イントロ)
②上役や上司の挨拶(メイン)
③乾杯の音頭(②が兼ねる場合もある)
~ 宴会や余興 ~
④締めの挨拶(1本締めなど)
このように幹事は忘年会の開始を伝える挨拶をして、次に上司などに挨拶を譲ります。
ですから、幹事の挨拶はできるだけ短めにして、メインの挨拶は上司にしっかりとしてもらえば良いわけです。
幹事の挨拶は、あまり気負わずに軽い気持ちでのぞみましょう。
それでは、どういった挨拶が適切かいくつか例文で見ていきましょう。
幹事の挨拶の例文
幹事の挨拶は長くする必要はまったくありません。
それは、「この宴会は私が幹事をしていますので・・」とか、
「何かありましたら私に・・・」という事が伝われば問題ないからです。
それでは例文をいくつか紹介します。
イントロの挨拶
例文1(乾杯をお願いする場合)
それでは、これより◯◯の忘年会を開催いたします。 本日は年末のお忙しい中、お集まりいただき誠にありがとうございます。 私、本日幹事として司会進行と務めさせていただきます◯◯です。 どうぞ最後までよろしくお願いいいたします。 本日、この場所は◯◯時まで飲み放題食べ放題で貸し切っておりますので 大いに盛り上がっていただきたいと思います。 それでは、早速ではございますが、 ◯◯課長に一言ご挨拶と乾杯の音頭を頂戴したいと思います。 みなさん、お手元のグラスに飲み物をご用意下さい。 では、◯◯課長お願い致します。 |
このように、幹事の挨拶は自分の役割を伝える程度におさめ、
上司によるメインの挨拶や乾杯の音頭につなげるように話を持っていけば良いでしょう。
それでは、次は幹事が乾杯の音頭を取る場合の挨拶の例文を紹介しましょう。
例文2(自分で乾杯の音頭をとる場合)
【イントロ挨拶】 それでは、これより◯◯の忘年会を開催いたします。 本日は年末のお忙しい中、お集まりいただき誠にありがとうございます。 私、本日幹事を務めさせていただきます◯◯です。 大変不慣れではございますが一生懸命盛り上げていきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。さて、早速ではございますが、僭越ながら私が乾杯の音頭をとらさせていただきます。 みなさん、お手元のグラスに飲み物をご用意下さい。 |
(準備ができたら)
【乾杯の音頭】 みなさん今年一年ありがとうございました。~ ※今年一年間の感想を簡単に述べる。 ~みなさんと一緒に何とか無事に目標を達成することができました。 来年もまた一丸となって頑張っていきましょう。 それでは、皆様のご健康とご健勝を祈念しまして、 乾杯!! |
※この部分は、人それぞれのシュチュエーションによって変わってくると思います。
会社の場合は、部署や個人の目標達成の度合い、困難や難局を乗り越えられたかどうかなど、さまざまな状況があると思います。
長く話す必要はないので、それについての感想を一言簡単に述べましょう。
また、忘年会の種類によっても全く違う感じになると思いますので、時と場合によって変えてください。
ところで、忘年会を進行していくのにあたり、上司や目上の方の挨拶が必ずあります
そこで、続いては上司に挨拶をお願いする時の注意について触れておきたいと思います。
上司の挨拶は事前にお願いしておく
忘年会の幹事を務めるにあたり宴会の予定を組むのも幹事の役割になります。
その中で、上司にメインの挨拶をしていただく必要があります。
上司には予定を組んだらすぐにお願いに伺いましょう。
事前にお願いする事によって気持ちよく請け負って頂けるのはもちろん、「しっかり動いているんだ」と言うアピールにもなります。
ただし、絶対にしてはいけないのが忘年会の当日に挨拶をお願いすることです。
当然、上司は困ってしまいますし「コイツは段取りができないんだな」と思われてしまいます。
上司の挨拶は、忘年会の企画が決定したら真っ先にお願いするようにしましょう。
次は幹事を上手にこなすコツなどをご紹介していきます。
忘年会の幹事を上手にこなすコツは?
忘年会の幹事の仕事はけっこう大変なものです。
幹事に抜擢されたら、まずは1人でなんでもこなそうと思わないことです。
上手にこなすコツは、サポート役をしてくれる人を選ぶことです。
最低でも1人は協力者を見つけて、集金や料理の手配や会計などをおこなってもらうようにしましょう。
また、予定表やタイムスケジュールを組んでおくのも忘年会を成功させる秘訣になります。
幹事一人では不安でも、2~3人のチームであれば楽しく計画から進行して行けれると思います。
幹事の役割とは?
幹事の役割は宴会の規模に関わらず、するべき事にさほど変わりはありません。
幹事とは、その宴会自体のプロデューサー的な役割を担う事になります。
その役割には以下のような項目があります。
【準備段階】
・参加対象者や人数の決定
・会場選び、日程や時間の調整や決定、
・会費や宴会の予算、宴会の趣旨を決めておく
また、宴会の内容や状況にもよりますが、
・余興の内容や人数を決めておく
・幹事のサポート役を決めておく
・会計を決めておく
・事前に告知のための印刷物などを用意する。
・進行プログラムを決める
【宴会当日】
・参加費の徴収
・会場の確認や料理と飲物の確認
そして、いざ宴会が始まったら次の事を進行しなければなりません。
・イントロの挨拶をする
・司会を決めていない場合は司会進行をする
・乾杯の音頭をとる(自分でする場合)
・料理の確認、飲み物の手配や追加
・締めの挨拶をする
・宴会場の支払い(会計)
事前の準備段階では、サポート役とよく話し合い決めることが必要です。
幹事の仕事は準備も大変ですが、宴会が始まってからの方が気配りが重要となってきます。
会社の忘年会を例にとってみると、宴会の進行、司会、挨拶、補助的なサポートなどあります。
また、乾杯の音頭や料理に不備がないかなど様々な配慮が必要になってきます。
けっして1人で何でもしようとしないで、しっかりとサポートしてくれるメンバーを決めましょう。
最後に一言
今回は忘年会の幹事の挨拶やその他の成功させるための秘訣などをご紹介してきました。
幹事は挨拶よりも進行や、取りまとめの方が大事になってきます。
挨拶は短めであまり気にせず幹事役に集中しましょう。
することが多い幹事ですが、計画し始めれば意外とスムーズにいろんなことが決まっていきます。
サポート役を決めることで、役割を振ることもできるので、一人で抱え込まずに済みます。
しっかりと準備をして無事に忘年会を成功させてください。