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2016年は播州秋祭りを見に行こう!豪華絢爛・勇壮華麗な祭りとは?

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秋、全国各地で豊作に感謝するお祭りや、来年の豊作を祈願するお祭りが開催されます。

そんな秋祭りの中でも、お祭りファンの方達に人気のあるお祭りがあります。

それは、兵庫県一帯で開催されるお祭り「播州秋祭り」です。

播州秋祭りは兵庫県南部一帯(姫路・相生・赤穂)の神社で行われるお祭りの総称を言います。

現在、播州秋祭りが開催される神社は26社になっていますが、中にはあの有名な灘のけんか祭りもあります。

それでは、播州秋祭りがどのようなお祭りなのか?

また2016年の開催日程はどうなっているのかなど、詳しくご紹介したいと思います。

 

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2016年播州秋祭りの日程は?

先程播州秋祭りは、兵庫県一帯の神社で行われるお祭りの総称と言いました。
というのは開催される期間が神社によってそれぞれ異なるという事です。

全体の開催期間と各神社の開催日程は下記のとおりです。

 

播州秋祭り開催日程:10月8日〜10月22日

10月8日(土)・10月9日(日):恵美酒宮天満神社・浜之宮天満宮・大宮八幡宮・濱田神社・津田天満神社・甲八幡神社

10月9日(日):大避神社

10月13日(木)・10月14日(金):曽根天満宮・湊神社

10月14日(金)・10月15日(土):松原八幡神社・大塩天満宮

10月21日(金)・10月22日(土)魚吹八幡神社

このように、別々の場所、時間での日程になっています。

【2015年 恵美酒宮天満神社 播州秋祭り宵宮 東堀 榮町 小瀬】

これだけの数の神社で行なうお祭りとは、いったいどんなお祭りなのでしょう?

これから播州秋祭りとはどんなものなのか、またお祭りの由来などご紹介していきます。

 

播州秋祭りとは?お祭りの由来は?

播州秋祭りとは、兵庫県南西部の地方一帯の神社の秋季例大祭を総称していう事です。

18世紀頃には、屋台の練り歩きは行われていたようなのですが、実際いつから始まったか記録がないため不明です。
不明とはいうものの、18世紀には練り歩きの記録のようなものが残っているので、その頃が起源なのではないかとも言われています。

祭りの特徴として、大きな太鼓台の練り歩きがあり、奉納としての役割を太鼓台が担っているそうです。

出し物としては大きな神輿のような「屋台」、屋台と同じ形態を持つ山車の「太鼓台」が練り出されます。
その他にもダンジリや獅子ダンジリ、獅子舞などを奉納する地域もあります。
「屋台」は通称名で呼ばれますが、「ヤッサ、ヤッタイ、タイコ」などとも呼ぶことも多いようですね。

この播州秋祭りは参加地域が広いことから、太鼓台(屋台)の形状や担ぎ手の格好など様々となっています。

屋台形状は平型布団屋台・山型布団屋台・神輿屋根屋台と3種類の形状があり地域で違いますし、担ぎ手の姿も、廻し姿・股引やニッカポッカ・着流しなど地域で格好がそれぞれ違っています。

そんな地域それぞれの特徴を見て楽しむのも満州秋祭りの楽しみ方のひとつではないでしょうか?

 

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播州祭りの見所は?

播州秋祭りは、お祭り全体が何日にも渡り行われるため、長期でヒマが取れる方には、お祭りをはしごして見に行く事ができます。
お祭りファンには最高のスケジュールになるでしょう。

さて、その中で見所の目玉と言うべきところが屋台の練り歩きです。
この練り歩きは各地域で様々な形状の違いがありますので、何台もの屋台を見る事をお勧めします。

この屋台を見るにあたって知っておいた方がより楽しめる事があります。
それは、屋台の形状です。

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出展:www.watchband.jp

 

屋根の形状とかけ声

先程も紹介しましたが、こちらのお祭りの屋台は3タイプあります。

布団を重ねたような平型布団屋台
布団が反り返っているような山型布団屋根
最後に、神輿のような神輿屋根屋台

さまざまな種類があるため、違いを見つけて楽しむ事ができます。
その中でも神輿屋根タイプは、他の2種よりも豪華ですのでぜひ見てみて下さい。

また、屋台がそれぞれで違うように担ぎ手の掛け声にも違いがあります。

姫路市南東部などは、「ヨーヤサー」が広く知られていたり、また、内陸部では、伊勢音頭のなどで練り歩く事が多いようです。
御津田町方面では、「チョーサー」など独特な掛け声があります。

いろんな場所でお祭りが開催され、それぞれに特徴がありますので、この違いを見つけるのも楽しみの一つになると思います。

灘のけんか祭り

そしてもう一つの見所は何といっても「灘のけんか祭り」ではないでしょうか。

山車同士をぶつけ合う様はものすごい迫力です。

その様子だけを見たくてくるというお祭りファンもいるくらいです。

毎年けが人も出るというくらい危険と隣り合わせのお祭りにきっと興奮を覚えることでしょう。

 

 

最後に一言、播州秋祭りについて

太鼓台や、屋台が出て綺羅びやかな内容のお祭りという事が分かっていただけたと思います。

開催場所が分散しているため、掛け声も違いがあり面白さがあります。

お祭りファンの方でなくても、もちろん楽しめるお祭りだと思います。

豪華絢爛で綺羅びやかな屋台の3種類が確認できると、普通に見ているよりも楽しめるのではないでしょうか。

播州秋祭りにはかなりの見物客が訪れますので、その雰囲気を味合うだけでも気分が盛り上がるのではないでしょうか。

播州秋祭り、この秋はぜひ兵庫県を訪れてみることをオススメします。

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